耳をふさがないイヤフォン「Xiaomi OpenWear Stereo Pro」1万9980円で発売 1日中装着できる快適さを追求

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2025年09月26日 10:41  ITmedia Mobile

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耳を完全にふさがないオープンイヤー型の新しいワイヤレスイヤフォン「Xiaomi OpenWear Stereo Pro」

 Xiaomi Japanは9月26日、耳を完全にふさがないオープンイヤー型の新しいワイヤレスイヤフォン「Xiaomi OpenWear Stereo Pro」を発売した。周囲の音を自然に取り込みながら、高品質な音楽体験とクリアな通話を実現する製品として売り出す。市場想定価格は1万9980円(税込み)となっている。


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 同製品の最大の特徴の1つは装着感で、1日中装着していても疲れにくいという。耳に触れるイヤーフック外装には柔らかく肌に優しい液体シリコンを使用し、内部には0.6mmという薄いフレキシブルメモリチタンワイヤーを採用している。さらに、圧力を均等に分散させる三点支持設計と、耳の形状に沿って最適化されたイヤーフックのカーブにより、長時間の使用でも圧迫感を覚えさせないという。


 イヤフォンはメタリックテクスチャで仕上げられ、充電ケースにはナノテクビーガンレザーを採用。ケース内部には合成スエードをあしらう。


 音質についてはXiaomiとして初めてハイブリッドマルチドライバーを搭載したことがポイント。低音域を担うのは、高分子複合ダイヤフラムを採用したカスタム設計の超大型18×13mmダイナミックドライバーだ。内外磁気のデュアル構造と組み合わせることで、オープンイヤー型とは思えないほどパワフルで深みのある低音を目指した。一方、中高音域にはHi-Fiグレードのデュアルバランスドアーマチュアと、超高周波を担う圧電セラミックツイーターを搭載。これにより、ボーカルの息づかいや楽器の繊細な音色まで、鮮明で豊かなディテールを余すところなく再現する。


 音響ブランドHarmanの専門家と共同でチューニングされた2つの専用EQプロファイルも搭載しており、好みに応じてサウンドモードを選択することも可能だ。さらに、360度ヘッドトラッキングに対応したサラウンドサウンド機能も備え、頭の動きに合わせて音場が追従することで、まるでその場にいるかのような臨場感あふれる没入体験が可能とする。


 また、オープンイヤー型特有の課題である音漏れについても、大幅な改善が図られた。従来の音漏れ低減構造に加えて、新たに10mmの音漏れ低減ドライバーを搭載。このドライバーが逆相の音波をアクティブに放出し、外に漏れようとする音を打ち消す。この独自のアクティブ音漏れ低減技術により、イヤフォンから約25cmの範囲における全方向への音漏れを効果的に抑制。同社の従来製品「Xiaomi OpenWear Stereo」(2024年発売時の市場想定価格は1万4980円)と比較して、音漏れ効果が60%向上したという。


 ユニークな機能も搭載。イヤフォン単体での録音が可能だ。イヤフォンを装着したまま充電ケースを閉じ、ケースのボタンを3回タップするだけで録音を開始できる。録音された音声データは一度イヤフォン本体に保存され、専用の「Xiaomi EarBuds」アプリを通じてスマートフォンなどに出力することが可能だ。


 この他、再生や停止、曲送りなどの操作は、ジェスチャーによるコントロールが可能だ。1台のイヤフォンから2つのデバイスへ同時に音声をストリーミングできるオーディオ共有機能や、2台のデバイスと同時に接続してスムーズに切り替えが可能なデュアルデバイス接続にも対応しており、友人との音楽共有から仕事とプライベートの切り替えまで、あらゆるシーンで活用できる。



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