今年は“韓国アート”に注目!人気イベント「六本木アートナイト2025」に巨大ベアバルーン出現。街歩きを楽しも

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2025年09月26日 16:50  isuta

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2025年で14回目を迎える人気アートイベント「六本木アートナイト」。

今年は、9月26日(金)〜28日(日)の3日間にわたり、「六本木アートナイト2025」が開催されます。

六本木ヒルズや森美術館、東京ミッドタウンなど、街全体が会場となるため、街歩きをしながら多彩なアートに触れられるのが魅力。

とくに今年は“韓国アート”にフォーカスした、実力派の韓国アーティストによる見どころたっぷりな内容になっていますよ。早速会場へ行ってきたので、様子をレポートします。

アートの祭典「六本木アートナイト2025」が今年も開幕

9月26日(金)〜28日(日)、六本木の街で開催される「六本木アートナイト2025」。

“都市とアートとミライのお祭り”をテーマに、約30組のアーティストと50以上のプログラムが集まり、六本木のいたるところでアートが楽しめるイベントです。

「六本木アートナイト2025」のインスタレーション

名前の“アートナイト”らしく、夜まで堪能できるがポイント。

初日の26日(金)は18:30〜22:00、27日(土)は13:00〜22:00、28日(日)は13:00〜20:00に開催されます。光を使った作品も多いので、暗くなってから訪れるとより一層楽しめますよ。

「六本木アートナイト2025」シャオ・シュアン・タンさんとメーガン・タンさんの作品《Take a walk through the meadow with me》 シャオ・シュアン・タンさんとメーガン・タンさんの作品《Take a walk through the meadow with me》

例えば、シンガポール出身のアーティスト、シャオ・シュアン・タンさんとメーガン・タンさんによる《Take a walk through the meadow with me》。

六本木ヒルズの66プラザに展示されていて、暗くなるとより色鮮やかに見えます。

「六本木アートナイト2025」小野海さんの作品《Prism-Aureola》 小野海さんの作品《Prism-Aureola》

そのほか、六本木ヒルズの屋内展示や、

「六本木アートナイト2025」島田正道さんの作品《Birds fly around with you》 島田正道さんの作品《Birds fly around with you》

街中では、島田正道さんによる光で飛ぶ鳥の作品もありました。作品の中を歩くと周囲の鳥が反応して光る、体験型の作品です。

「六本木アートナイト2025」VIKIさんの作品《Borderless Wall》 VIKIさんの作品《Borderless Wall》

街の通りにもアート作品が点在しており、歩きながらふと目に入る作品との出会いも、このイベントならでは。

【最大の見どころ】ダイナミックな“韓国アート”

「六本木アートナイト2025」イム・ジビンさんの作品《あなたは一人じゃない》 イム・ジビンさんの作品《あなたは一人じゃない》

今年とくに注目なのが、特定の国や地域にスポットを当て、その地で活躍するアーティストの作品を紹介するプログラム「RAN Focus」です。

昨年から始まった企画で、今回は“韓国”にフォーカス。気鋭の韓国人アーティスト6組が参加しています。

たとえば東京ミッドタウンには、ベアバルーンをモチーフに作品を展開するアーティスト、イム・ジビンさんの3つの作品が展示。

2018年平昌冬季パラリンピック競技大会にも登場した、白いクマと黒いクマが互いに抱きしめ合う《あなたは一人じゃない》に加え、

「六本木アートナイト2025」イム・ジビンさんの作品《HELLO》 イム・ジビンさんの作品《HELLO》

竹林で遊んでいるような《JOY》、東京ミッドタウンの入り口で出迎える《HELLO》がありました。

「六本木アートナイト2025」カン・ジェウォンさんの作品《Exo2_crop_xl》 カン・ジェウォンさんの作品《Exo2_crop_xl》

ダイナミックな作品は、六本木ヒルズアリーナにも。

カン・ジェウォンさんの作品《Exo2_crop_xl》と《Flame》は、金属のように見えるのに、実はバルーンで作られた作品です。作品に自分の姿がぼんやり映り込むのを撮影してみるのもおすすめ。

同じく六本木ヒルズアリーナで展示されている、キム・アヨンさんによる映像作品も圧巻ですよ。

パフォーマンスなどのプログラムも圧巻だよ

「六本木アートナイト2025」パフォーマンスグループ「TAGO」 パフォーマンスグループ「TAGO」

「六本木アートナイト2025」は、インスタレーションだけでなく、パフォーマンスやトークなど多彩なプログラムが楽しめます。

韓国アーティストからは、韓国の伝統芸能を現代的にアレンジし、斬新なスタイルで受け継ぐパフォーマンスグループ「TAGO」が登場。

打楽器のアンサンブルと舞踊が一体となった迫力のステージで、26日(金)19:30〜20:00、27日(土)19:00〜19:30、28日(日)19:30〜20:00の時間に、六本木ヒルズアリーナで観られますよ。

「六本木アートナイト2025」のタイムスケジュール

そのほか東京ミッドタウンや龍土町美術館通りなどでも、さまざまなプログラムが開催されます。

森美術館やサントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館などでは特別な企画展も開かれているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

「六本木アートナイト2025」フォン・チェン・ツォンさんの作品《Sailing Castle: Roppongi》 フォン・チェン・ツォンさんの作品《Sailing Castle: Roppongi》

六本木の街全体を歩きながら楽しめるのが、このイベントの大きな魅力。

じっくり時間をとってアートを巡るのもおすすめですし、いつものようにサクッと街を歩くだけでも自然とアートに出会える特別な3日間です。ぜひ足を運んでみてください。

「六本木アートナイト2025」詳細 開催期間:2025年9月26日(金)〜28日(日) 時間:26日(金)18:30〜22:00、27日(土)13:00〜22:00、28日(日)13:00〜20:00 ※プログラムによって展示時間が異なります ※一部作品は長期展示あり 入場料:無料 ※一部のプログラム及び美術館企画展は有料 場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース 公式サイト:https://roppongiartnight.com/2025/ 公式Instagram:@roppongi_art_night_official

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