<DeNA5−4巨人>◇26日◇横浜
巨人が痛恨の3連敗で崖っぷちに追い込まれた。2位DeNAに1点差で惜敗。ゲーム差は3・5に広がり、27日の同戦で引き分け以下で3位が確定し、本拠地でのCS開催が消滅する。
ここまで11勝でチームの勝ち頭として支えてきた先発山崎伊織投手(26)が誤算だった。不安定な立ち上がりを露呈。味方打線が先制した直後の1回、2回と立て続けに4失点を喫した。3回6安打4失点で早々にマウンドから姿を消し「先発としての責任を果たせず申し訳ないです」とうなだれた。
5回に岡本和真内野手(29)の15号2ランなどで一時は同点としたが、あと1点が遠かった。7回無死一塁でオコエ瑠偉外野手(28)の打席でバスターエンドランを仕掛けるも失敗(記録は盗塁死)。9回にも無死一、二塁から代打増田大輝内野手(32)の犠打も決まらなかった。阿部慎之助監督(46)も「こういう細かいミスだらけじゃ、勝てるわけがないよね。こうなっちゃうよね、やっぱりね」と嘆き節だった。
残り4試合。1つでも上位を目指す戦いは続く。可能性がある限り全力プレーで勝利を目指す義務がある。「勝てないと意味ないからね、まあ明日ですね」と阿部監督。ここまできたらもう多くの言葉はいらない。【為田聡史】
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