【ソフトバンク】首位打者どっちだ!柳町達、牧原大成との争い「楽な気持ちで」最高出塁率も視野

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2025年09月26日 22:54  日刊スポーツ

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楽天対ソフトバンク 6回表ソフトバンク1死一塁、柳町は中越え2点本塁打を放つ(撮影・岩下翔太)

<楽天3−4ソフトバンク>◇26日◇楽天モバイルパーク



ソフトバンク柳町達外野手(28)が、逆転劇を呼び込むキャリアハイの今季5号2ランを放った。「完璧でした」と自画自賛の1発は3点を追う6回1死一塁の場面だ。2ボールからの3球目、楽天の2番手宋が投じた真ん中高め148キロ直球をフルスイングした。打球はバックスクリーンへ飛び込み「『入ってくれ』とは思っていた。ほんとうに入ってくれて良かった」と会心だ。ベンチに戻ると、こぼれる笑みを抑え切れなかった。


2回無死一塁では右前打をマークし、8回は先頭で左前打を放った。全方向にきっちり打ち分けての固め打ち。3安打猛打賞は今季10度目。9月は月間打率3割5分1厘。1本塁打、12打点とバットが止まらない。それでも、慢心はない。「あと残り(5)試合、自分のできることに精いっぱい集中したい」。謙虚な姿勢が、また頼もしい。


首位打者も狙える位置にいる。ここまでシーズン通算打率2割9分4厘。トップの牧原大は同3割とその背中を追う。チームメート同士のタイトル争いに「牧原さんの方が明らかに有利なんで。僕は楽な気持ちで追いかけていけたらなと」と笑顔で話した。さらに59四球はリーグトップで、出塁率3割8分5厘と最高出塁率のタイトルが視野に入る。今季は開幕2軍スタートも、今では中心選手として打線をけん引する。


ナインは3連勝で、優勝マジックは、いよいよ1。M7が点灯していた時点では「まだちょっと遠いんで。自分のできることに集中したい」。足元を見つめながら1つ、2つと着実に減らしてきた。今日にもリーグ連覇が決まる状況に「1まで来たので。勝って優勝を決められたらなと思います」。27日から敵地西武戦。自力で歓喜のゴールテープを切るつもりだ。【佐藤究】

このニュースに関するつぶやき

  • ソフトバンクは、チーム内の競争が激しいのが首位打者争いに影響していますね。やはり4軍まで作って育成するチームですね。4軍まで持ってるのは、ソフトバンクだけですし。
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