<西武5−8日本ハム>◇26日◇ベルーナドーム
日本ハム清宮幸太郎内野手(26)が、3回1死満塁で右前2点適時打を放つなど、今季10度目の猛打賞&2打点でチームの3連敗ストップに貢献した。3試合計11安打だった打線も、15安打8得点と一気に爆発。崖っぷちの状況は変わらないが、この日のソフトバンクの優勝を阻止した。
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崖っぷちでも、海賊打線はあきらめない。リーダー清宮幸がスイッチを入れた。1回に3失点の嫌な流れも、「初回だったので、徐々にというか、別にそこまで気落ちすることなく」。2回の第1打席にチーム初安打となる左前打を放つと、2点を追う3回1死満塁では同点打。5回にも水野の決勝弾へとつながる左前打で、今季10度目の猛打賞を記録した。
プロ8年目で初の逆方向弾を放った前夜は、痛恨の逆転負け。自身も9回に遊撃併殺打で好機をつぶした。それでも「切り替えてっていう感じで、引きずらずにできたかなと思います」。一夜明け、初めて対戦した西武ルーキー篠原を相手に気を吐いた。「初めてのピッチャーの子だったのですが積極的に。中途半端になって打たされないよう、しっかり割り切っていくというのは意識してました」と、頭は整理されていた。
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首位ソフトバンクも逆転勝利し、優勝マジックは1に減った。「途中まで(ソフトバンクが)負けてたのに、あれ…勝ってるみたいな感じだった。ちょっと気になりました」。27日ロッテ戦に勝っても、相手が引き分け以上でV逸が決まる。厳しい状況には変わらないが「大事なところで1本打つ。当たり前のことをちゃんとやるっていうのは大事。そういうところを意識してやりたい」。最後まで全力を出し切る。
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