ヤクルト川端慎吾内野手(37)が27日、今季限りの現役引退を表明した。
「今シーズンをもちまして、引退することになりました。すぐに泣いてしまうかもしまうかもしれないですが、よろしくお願いします。山あり、谷あり、いいことも悪いこともあったが、ヤクルトで20年間、野球をやらせてもらって感謝しています。20年間、納得しています」と語った。
27、28日の2日間は、1軍に昇格する。本拠地神宮での広島戦と巨人戦。「なかなか僕自身が決断することができずに、遅くなってしまって、すごくご心配かけた人もいるかと思います。今日、明日と2日間、監督から連絡頂きまして『最後一緒に戦ってくれないか』と言われましたので、僕もぜひよろしくお願いしますと言って、2日間1軍に行かせてもらうので、最後大きな大歓声もらえたらうれしいです」とファンに感謝した。
引退決断の経緯は「9月の10日くらいに球団から話があって、悩んで悩んで、なかなか決断することが出来なかったんですけど、時間がたつにつれて少しずつ落ち着いて考えられるようになって、この辺で身を引くのが一番ベストなんじゃないかないかなと自分の中で思えてきた」と説明。
会見の最後に松山での自主トレを一緒に行う中村悠平捕手(35)山田哲人内野手(33)古賀優大捕手(27)内山壮真捕手(23)がサプライズ登場。花束を受け取り、川端は男泣きした。
|
|
今季は1軍出場がなかった。イースタン・リーグで75試合出場の打率2割4分1厘、2本塁打、19打点。2軍の戸田球場では、自身が高卒1年目だった06年に生まれた田中、モイセエフらと一緒に汗を流す。その情熱は衰えぬまま日々を過ごしてきた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。