<阪神3−5中日>◇27日◇甲子園
阪神近本光司外野手(30)が、最多安打争いを猛追の猛打賞をマークした。まずは初回、中日高橋宏の153キロ直球を中前に運ぶと、3回の第2打席も先頭で155キロ直球を捉えて中前打。変化球2球で追い込まれたあとにしっかり対応し「うまく反応できた。うまくいい(バットの)出し方ができた」と振り返った。
最後は7回先頭で、再び155キロ直球をうまく捉えて、右翼線二塁打。「しっかり先頭で出られたので。あとは得点で帰ってこられれば良かったかなという感じです」。これで8月15日巨人戦以来の猛打賞となった。
競い合うように、最多安打でリーグ2位だった中日岡林も猛打賞。これで広島小園、岡林が159安打でトップタイ、近本は1差の3位と迫った。小園はこの日、ベンチスタート。残り2試合で安打を重ねれば、21年以来の最多安打のタイトルも見えてくる。
近本は現在5試合連続安打中。マルチ安打も今月6度目、月間打率は3割1厘と好調をキープする。現在トップの32盗塁とともに、2つのタイトル奪取なるか。【磯綾乃】
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