<ロッテ0−2日本ハム>◇27日◇ZOZOマリン
日本ハム新庄剛志監督(53)は試合前、苦笑いをしながらグラウンドに登場した。「万波君、野村君、レイエス君。腰、かかと、かかと。まあでも、クライマックスまでにはたぶん大丈夫」。この日、今季20本塁打の万波が3年ぶりに出場選出登録を外れた。理由は腰痛。25日西武戦の試合前練習で痛めた。様子を見たが回復は思わしくなく、CSへ向けて万全に整えることになった。
野村は同戦の9回に代打で遊ゴロを放って一塁ベースを駆け抜けた際に右かかとに痛みが走ったという。レイエスは以前から抱えている両足のかかと痛が悪化。「私生活だって、くしゃみして(体のどこかが)『あ、やばい、やばい』ってなるのに(笑い)。1年間ずっと野球してたら、なんかありますよ」と新庄監督。野村とレイエスはベンチスタートとなり、試合は始まった。
レイエス(32本)、万波(20本)、野村(8本)の計60発トリオを欠いた海賊打線だが、2回に清宮幸が先制12号ソロ。3回は矢沢も適時打を放った。ロッテ種市に、5回までに先発全員三振を奪われたものの、少ないチャンスを生かして得点。先発達も好投した。誰が出ても変わらない、最後まであきらめない姿をチーム全体で体現した。【木下大輔】
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