【広島】新井監督、小園海斗のタイトルに「二兎を追って逃すことはやってはいけない」/一問一答

0

2025年09月27日 22:14  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

新井貴浩監督(2025年9月)

<ヤクルト3−1広島>◇27日◇神宮



広島の先発森翔平投手(27)が2発のアーチで沈んだ。初回、ヤクルト村上宗隆内野手(25)に右中間への20号2ラン、3回には山田哲人内野手(33)にバックスクリーンへの12号ソロを浴びた。森は5回3安打5三振4四球3失点で今季8敗目を喫した。


打線は初回、佐々木泰内野手(22)が右前に先制適時打を放った。ドラフト1位の15試合連続安打で幸先のいいスタートを切ったが、後が続かなかった。神宮での今季最終戦。最下位ヤクルトに敗れ、借金は今季ワーストの17に膨らんだ。


また、タイトル争いをしている小園海斗内野手(25)は2試合続けて欠場した。打率はリーグ単独トップをキープ。安打数は中日岡林勇希外野手(23)と並んでおり、出塁率も阪神大山悠輔内野手(30)と同率となっている。


試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。


−先発森は


村上と山田は一流打者だしね。でも、ホームランになるということは、ホームランになるところに投げているということ。そこは本人も分かっていると思う。今シーズン、いい経験になったと思うので、これを来年に生かしてもらいたい。


−今日で今季ラスト登板


そうやね。


−内田を遊撃で起用


フェニックスとかでは守っていると聞いている。元々はサードがメインだけど、ショート、セカンドを守っていないわけではない。昨日、途中から出て2本打った。どこかで出してあげたいなと思ってショートで。でもね、難しい打球もさばいたし、併殺もいい併殺だった。ショートもいけるんじゃないかなという動きを見せてくれた。


−佐々木は初回にいい形で打った。その後の打席の対応は


そこは経験でしょう。得点圏のチャンスのところで来て、相手も得点圏で初球から甘いところにはきてくれない。もう少し余裕を持ってもいいかなと思うけど、そこはルーキーだから。これから実戦を重ねて経験していってもらいたい。


−小園の欠場はタイトルの兼ね合いか


もちろん。彼とはそこらへんはコミュニケーション取って話をしている。やっぱり首位打者。二兎(にと)を追って、二兎を逃すということは絶対にやってはいけないので。日々、対象相手の残り試合だとか成績を全てチェックしてやっている。それは、こちらが取らせると決めているので。


−ビジター最終戦


神宮球場にもたくさんのファンが来てくれた。神宮もそうだけど、東京ドームもそうだし、あまりビジターのファンの方に良い試合を見せてあげられなくて、そこは申し訳なく思っている。今日もこんなに応援してくれて、温かい声援を最後までいただいて、感謝していますし、来年は喜ばせたいと思います。

    ニュース設定