

その夜、布団に入ってもなかなか眠れず、やっと眠りについたと思ったら夢にまで批判のコメントが出てきました。翌朝、目覚めてもスッキリせず、鏡の前で自分の顔を見たとき、クマができているのに気づいて思わず苦笑してしまいます。

数週間後、娘を塾に送ったとき、ママ友のシオリと例の小児科の話になりました。あの受付の女性は退職したそうです。投げ捨てるように渡された処方箋や冷たい態度……。あのときの出来事が自然と思い出されました。やはり私だけが特別イヤな思いをしたわけではなかったのだと感じます。

私は受付の女性とのやり取りやネットの反応を思い出すたび、やはりクレームをしなくて本当によかったと心から思います。
もしあのとき、私が感情に任せてクレームを入れていたら、心に引っかかるイヤな感情が残っていたはずです。
|
|
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび