フェイエノールトの上田綺世(撮影は第4節スパルタ・ロッテルダム戦) [写真]=Icon Sport via Getty Images エールディヴィジ第7節が28日に行われ、フェイエノールトは敵地でフローニンゲンと対戦した。
今季のフェイエノールトは開幕5連勝と絶好のスタートを切っており、前節こそAZとのアウェイゲームを3−3で終えていたが、1試合未消化でもリーグテーブルの首位という状況。ただし、ミッドウィークのヨーロッパリーグは一部主力を休ませた関係もあって、ブラガに0−1で敗れていた。ELではベンチスタートだった渡辺剛、メンバーから外れていた上田綺世が、今節は2人ともスターティングメンバーに戻ってきた
試合は序盤からフェイエノールトが主導権を握ったものの、前半のうちにスコアを動かすことはできない。それでも、スコアレスで折り返した後半立ち上がりの50分、フェイエノールトの“エースストライカー”が均衡を破った。
フェイエノールトは右サイドから攻撃へ移ると、ジファイロ・リートがアニス・ハジ・ムーサとのワンツーで縦へ突破し、クロスボールを送る。ここはファーサイドへ流れたものの、セカンドボールを拾ったジョーダン・ボスがまたぎから右足でクロスボールを送ると、今度はニアサイドへ飛び込んだ上田が頭で合わせる。日本代表ストライカーがヘディングシュートをねじ込み、フェイエノールトが先制に成功。上田個人としては、エールディヴィジで2試合ぶり今季6点目を記録した。
最終的には上田の一撃が勝敗を分け、フェイエノールトが2試合ぶり勝利。首位の座をキープした。渡辺はフル出場してクリーンシート達成に貢献し、上田は76分に途中交代した。
この後、フェイエノールトは10月2日にEL・リーグフェーズ第2節でアストン・ヴィラをホームに迎える。一方、フローニンゲンは10月3日に次節のエールディヴィジでNACブレダの本拠地に乗り込む。
【スコア】
フローニンゲン 0−1 フェイエノールト
【得点者】
0−1 50分 上田綺世(フェイエノールト)