「ご覧の通り、ひどい有様です」 ハードオフに1080円で売っていた“信じがたい状態の商品”に「どうして……」 投稿者に話を聞いた

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2025年09月29日 07:00  ねとらぼ

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ハードオフで売っていたまさかの商品

 SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2023年8月にX(Twitter)で話題になった「ハードオフで見つけたひどいギター」について、投稿者のましこ(@mashashico)さんに話を聞きました(関連記事)。


【画像】ハードオフに売っていた「信じがたい」状態の商品


説明書き通り“ひどい有様”のギター

 ハードオフ公式アンバサダーを務めるミュージシャンのましこさんが投稿して注目を集めたのは、熊本県熊本市の「ハードオフ 南熊本店」で見つけたという“アコースティックギター”です。1080円という驚きの安さで、値札には「ご覧の通り、ひどい有様です」と書かれています。一体どれだけ状態が悪いのかというと……。


 なんとギター本体の木の部分がザクザクと切り抜かれ、正面も背面も穴だらけ! 向こう側の景色が見えるほどスカスカになってしまっています。一体なぜ……!?


 「ミニ四駆並みに肉抜きされたアコギ」というましこさんの投稿文の通り、ミニ四駆を軽量化するためボディに穴を開ける“肉抜き”にそっくりな見た目ですが、アコースティックギターを肉抜きする理由は分かりませんね。このギターは2018年ごろに店頭で見つけたものだそうで、その後売れたのかどうかも気になるところです。


衝撃的な見た目の商品に反響続々

 極限まで軽量化された“見たこともないギター”は、Xで150万回以上表示されるほど話題に。「どうしてこうなった」「和紙貼ったら良いかも」「アコギな商売してやがるぜ……」「ギッタギタにされたのね」など、大喜利のようなコメントが多数寄せられました。


 ねとらぼ編集部では、現在もハードオフ公式アンバサダーを務めているましこさんに当時の状況を聞きました。“肉抜きギター”を発見した際の状況や、公式アンバサダーならではのハードオフの魅力についても語ってもらいます。


初心者にもベテランにもうれしいハードオフ

——該当商品を発見したときの状況や心境を教えてください


ましこさん: この商品を見つけたのは2018年の秋ごろで、まだハードオフ公式アンバサダーができていませんでした。アコースティックギターというのは内部の空洞で音を大きくする仕組みなので、本末転倒な商品がとても面白く感じました!


——ましこさんはハードオフ公式アンバサダーを務められていますが、ましこさんにとってハードオフの魅力とは?


ましこさん: 何か新しいことや昔やっていたことを始めるとき、趣味にチャレンジするときに定価の半額で物が手に入ったり、逆に詳しい人ならジャンク品を修理して格安で楽しめたりするのがハードオフの魅力だと思います。


——他にハードオフで見つけた商品で、印象に残っているものがあれば教えてください


ましこさん: つい最近ですが、長野県に行った際に「Burny WS-65」というギターがあり、好みの形だったので15分くらい買うか悩んでしまいました。


——最後に、該当投稿がバズったときの心境を教えてください。特に印象に残っているコメントは何かありますか?


ましこさん: 漠然と面白いな〜と思い投稿したのですが、反応が多くびっくりしました。「ミニ四駆かよ!」というツッコミのコメントが、世代的にもナイスな反応だと感じました。


画像提供:ましこ(@mashashico)さん



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