55号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平(写真=GettyImages)● マリナーズ 1−6 ドジャース ○
<現地時間9月28日 T-モバイル・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間28日のマリナーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。自己最多の55号本塁打を放つなど猛打賞の活躍でレギュラーシーズンを締め括った。
マリナーズ先発は3年目右腕ミラー。初回の第1打席はカウント1-1から甘く浮いたスプリットを右翼線に運んで二塁打。31試合連続出塁を記録する一打でいきなりチャンスメイクを果たしたが、後続倒れて先制点には繋がらなかった。
2点リードの3回表、先頭での第2打席はフルカウントから低めのスイーパーを右前安打とし、フレディ・フリーマンの24号2ランを演出。4点リードの4回表、二死走者無しでの第3打席はフォーシーム2球で追い込まれ、高めボールゾーンのフォーシームで空振り三振に倒れた。
そして7回表、二死走者無しで第4打席に立つと、カウント0-2から3番手左腕スパイアーの高めフォーシームを振り抜き、バックスクリーン左へ55号ソロ。打球速度109.5マイル(約176.2キロ)、飛距離412フィート(約126メートル)の豪快な一発でナショナル・リーグ本塁打部門トップのカイル・シュワーバー(フィリーズ)まで1本差に迫った。
6点リードの9回表、再び二死走者無しで第5打席が回ってくるも、5番手右腕ジャクソンの前に空振り三振。5打数3安打、1本塁打、1打点、2得点、2三振という内容に終わった。打者として158試合に出場して打率.282、55本塁打、102打点、146得点、20盗塁、OPS1.014という成績。自身3年連続の本塁打王には惜しくも届かなかったが、ナ・リーグトップの得点数、OPSを記録した。
投手としては6月16日のパドレス戦で663日ぶりの復帰を果たし、8月27日のレッズ戦では今季初勝利をマーク。14試合に先発して1勝1敗、防御率2.87という成績だった。