フィリップ・パレーノさんによる作品「Membrane(メンブレン)」=26日午前、岡山市北区 岡山市で3年に1度開催される現代アート展「岡山芸術交流2025」が26日、開幕した。街そのものを作品として楽しめる展覧会になっている。オープニングセレモニーに参加した石川康晴総合プロデューサーは「アーティストと科学者のマリアージュ(組み合わせ)を見てもらいたい」とあいさつした。
4回目となる今回は「The Parks of Aomame 青豆の公園」と題して、岡山城や後楽園など市中心部の19会場で30作品を展示。11カ国31組のアーティストが参加する。
メイン会場の旧内山下小学校の校庭には、フィリップ・パレーノさんによる作品「Membrane(メンブレン)」がそびえ立つ。人工知能(AI)を搭載し、周囲の音や気象条件などに応じて声を発する。
会期は11月24日まで。鑑賞無料。