プルミエール ガロン
Image by: CHANEL
「シャネル(CHANEL)」が、新作ウォッチ「プルミエール ガロン(Première Galon)」を発表した。1987年に誕生したシャネル初のウォッチ「プルミエール」のデザインコードを踏襲しながら、シャネルのファッションにおいて象徴的なディテールである「ブレード(縁取り)」を再解釈。10月1日に発売する。
プルミエールは、フレグランス「シャネル N°5」のボトルストッパーを想起させる八角形のケースや、ブラックラッカー仕上げのダイヤル、アイコニックなハンドバッグを象徴するブラックレザーを編み込んだチェーンブレスレットなどを特徴とするウォッチ。
今回の新作では、その精神を受け継ぎながら、ガブリエル・シャネルが自身のスーツに施していた装飾であるブレードをモチーフに採用。ツイストしたブレードの形状を18Kイエローゴールドのバングルに落とし込み、ダイヤルにはインデックスを設けず艶やかなブラックラッカーで仕上げた。時計とジュエリーの境界を曖昧にするような、クチュールの精神を色濃く感じさせるデザインに仕上げている。
バリエーションとして、ダイヤモンドと素材のディテールによって異なる3型を展開。「プルミエール ガロン」は、18Kイエローゴールド製のケースにブリリアントカットのダイヤモンド52個をセットし、リュウズにダイヤモンド1石を配した。ブレードモチーフのブレスレットにもダイヤモンド80個をあしらい、価格は453万2000円。また、リュウズにオニキスのカボションを配し、素材そのものの輝きを際立たせたシンプルなモデルも用意する。価格は247万5000円。
さらに「プルミエール ガロン ダイヤモンド」は、ダイヤル全面に108個のブリリアントカットダイヤモンドを敷き詰め、リュウズにはダイヤモンド1石をセット。針、ケース、ダイヤルすべてを18Kイエローゴールドで統一し、ブレスレットとクラスプ部分には合計573個のブリリアントカットダイヤモンドをあしらった。価格は930万6000円。