ガーディアンズがア・リーグ中地区2連覇! MLB史上最大15.5ゲーム差からの逆転V

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2025年09月29日 11:06  ベースボールキング

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ベースボールキング

地区2連覇を果たしたクリーブランド・ガーディアンズ(写真=GettyImages)
○ ガーディアンズ 9x−8 レンジャーズ ●
<現地時間9月28日 プログレッシブ・フィールド>



 クリーブランド・ガーディアンズが西地区3位レンジャーズに2連勝。2年連続となるアメリカン・リーグ中地区優勝を果たした。



 優勝マジック「1」で最終戦を迎えたガーディアンズは初回、四死球と盗塁で一死二、三塁とチャンスを作り、4番ジョナサン・ロドリゲスの2点適時打で幸先良く先制。しかし直後に先発左腕ローガン・アレンがレンジャーズ打線に捕まって4点を失い、スコア3対4と1点ビハインドで試合を折り返した。



 ガーディアンズが劣勢で試合を進める中、同率首位のタイガースが先に試合を終えてレッドソックスに敗戦。この時点でガーディアンズの地区優勝が決定した。その後、8回裏にブライアン・ロキオの犠飛で5対5の同点に追いつき、試合は延長タイブレークに突入。10回表に3点勝ち越しを許しながらも、10回裏にボー・ネイラーの適時二塁打で1点を返すと、ロキオが右翼ポール直撃の5号サヨナラ3ラン。劇的な逆転勝利で地区2連覇に花を添えた。



 昨季王者のガーディアンズは7月6日時点で借金8を背負い、首位タイガースに最大15.5ゲーム差をつけられていた。9月に入った時点でも10.5ゲーム差の地区3位だったが、一時10連勝を飾るなど月間20勝7敗と急上昇。MLB史上最大の逆転劇を演じた。



 88勝75敗という成績でレギュラーシーズンを終え、スティーブン・ボート監督は就任から2年連続の地区優勝。10月1日から開幕するワイルドカードシリーズでは、優勝を争ったタイガースと本拠地で対戦する。

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