西武2軍は28日、イースタン・リーグの全試合日程を終了した。
121試合を戦い69勝49勝3分け。優勝した巨人には8ゲーム差を付けられたものの、小関竜也ファーム監督(49)の指揮のもと、貯金20で8球団中2位と入った。
ドラフト5位ルーキーの篠原響投手(19)がチームトップタイの8勝を挙げた。最速154キロに加え、打者72人連続無四球の記録も。未来のエース候補として名乗りを上げた。
糸川亮太投手(27)は開幕当初は先発起用が続いていたものの、シーズン途中からリリーフ起用に。1軍昇格後は貴重な中継ぎ投手としてフル回転している。
育成選手でも宮沢太成投手(26)や三浦大輝投手(25)が大きく成長し、試合でも好結果を続けた。
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野手では仲三河優太外野手(22)が10本塁打41打点と長所を存分に発揮し、支配下登録に返り咲いた。育成ドラフト2位の佐藤太陽内野手(23)も走攻守に目立ち、入団1年目にしてシーズン途中に支配下登録に変更になった。
1軍は12球団ワーストの得点数ながら、2軍は得失点差がプラス122点だった。いわばこの“1軍半”を象徴するような数字を、いかに球団全体で底上げできるかがカギになる。【金子真仁】
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