阪神岩崎優投手(34)が同学年で29日、現役引退を発表した原口文仁内野手(33)への思いを明かした。この日、甲子園球場で単独で調整。報道陣に囲まれると「昨日の夜に連絡があったんですけど…。驚いたのと、寂しさみたいなものはもちろんあります」と、ともにタテジマのユニホームを着て戦った僚友の決断を思いやった。
原口は帝京から09年ドラフト6位で入団して阪神一筋16年目。19年に大腸がんが判明、手術を受ける困難がありながら、その年に戦列に復帰した。国士舘大を経て入団した岩崎は12年間同じユニホームを着て戦った。「思い出、いっぱいありますけど…。すごく努力をしてきた…やつなので。そういうのを見て、病気と戦っていたときもありましたし、復帰して、力もらうこともありましたし。努力、ひたむき。それが印象深いですね」。フィールドは違ったが同学年の野手がバットを置くことを惜しんだ。
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