【阪神】藤川監督9回逆転負けも「本当の意味で戦っていない。次の準備に取りかかっている」

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2025年09月29日 13:08  日刊スポーツ

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阪神対中日 7回裏の攻撃前に黄色いジェット風船をベンチから眺める藤川監督(右端)ら阪神ナイン(撮影・藤尾明華)

<阪神2−4中日>◇28日◇甲子園



阪神が中日に9回に逆転を許し、今季12勝13敗で対中日に負け越しが決まり、全球団勝ち越しとはならなかった。


この日は1点リードの9回に、守護神岩崎優投手(34)が逆転を許し、代わった畠世周投手(31)も火消しとはならなかった。それでも藤川球児監督(45)は結果も内容も一切気にとめなかった。「リリーフは準備中なので、本当の意味では戦ってない。うちのチームは次の準備に取りかかっているので、勝負とはちょっと違うんですよね」。あくまでCS、日本シリーズに向けた準備期間。7日の優勝決定後に岩崎、石井大智投手(28)の出場選手登録を抹消し、リフレッシュ期間を作ったのもその一環だ。


「自分たちは準備中で選手を整えて、リフレッシュのところから戻ってきて、ひとたたきといいますかね。準備に入っているので。石井もそうだし。内容等は今じゃないんですよね。形作りという部分では十分じゃないかなと思います」。次なる目標の日本一に向けて、歩みはぶれない。

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