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21年ドラフト1位のヤクルト山下輝投手(26)が29日、現役引退を表明した。
この日、都内の球団事務所で来季の契約を結ばないことを通達された。3年連続で1軍登板がなかった左腕は「どっちにしても、今年、1軍で投げられなかったら、もう辞めようと思っていました。野球はもう選手としてはやりません。プロに入ってからは、本当にけがしかしてないので、全然貢献できず、悔しいですけど、これが結果なので。満足しています」とユニホームを脱ぐ意向を明かした。
法大のエースとして活躍し、即戦力左腕と期待されたが、プロでは肘の故障に苦しんだ。1年目は2試合に登板し、1勝1敗の防御率1・46だった。しかし、2年目以降は1軍登板がなかった。
4年間のプロ野球生活だった。「毎日、苦しかったです。辛抱強さっていうのは1つ自分の長所っていうことにも気づけた。長いリハビリを経験し、苦しい中でも毎日付き添ってくれたトレーナーさんに本当に感謝してます。家族もよく会いに来てくれて、本当に一番近くで応援してもらった」と支えてもらった周囲に感謝した。
今後は選手とは別の形で、野球に携わっていきたいと考えているという。
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