【日本ハム】古川裕大と来季契約を結ばず 「野球はもう辞めるつもり」現役引退を表明

1

2025年09月29日 14:14  日刊スポーツ

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

今季限りで現役引退することを表明した日本ハム古川

日本ハム古川裕大捕手(27)が29日、今季限りで現役引退することを表明した。この日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で球団から来季の契約を結ばないことが通達され、最終決断した。


取材に応じた古川は「自分的にも、うすうす感じてた部分はあったので、スッと受け入れられたというか、そういう感じではありました。野球はもう辞めるつもりではいるんで。引退という形にはなりますけど、これからのことはちょっと考えていければなと思います」と話した。


今季は1軍出場がなく、2軍では本職の捕手では1試合出場のみ。一塁、二塁、三塁、左翼、右翼を守って54試合出場、打率2割7分、0本塁打、13打点だった。シーズン終盤から引退を意識し始め、球団も本人の意向をくみ、この日の発表となった。


古川は「これから先の方が長いので。そういったことをいろいろ考えた上で、自分にとってそっちの方がいいのかなと思ったので、その決断に至りました」と明かした。


日本ハムでの一番の思い出は「やっぱりノーヒットノーランじゃないかなと思います」と22年8月27日ソフトバンク戦(札幌ドーム)で、当時在籍していたコディ・ポンセ投手とバッテリーを組んで達成した偉業を挙げた。


20年ドラフト3位で入団して5年間プレーした球団には「ドラフトで取っていただいて5年間お世話になったので、そこには感謝しかないかなと思います」と話した。


◆古川裕大(ふるかわ・ゆうだい)1998年(平10)6月19日、福岡県八女市生まれ。八女長峰小時代に長峰クラブで野球を始め、久留米商では甲子園経験なし。上武大3年秋に関甲新学生リーグで打率4割5分2厘をマークし首位打者を獲得。同年に侍ジャパン大学代表に選出される。20年ドラフト3位で日本ハム入団。通算54試合出場、打率2割1分3厘、0本塁打、5打点。184センチ、91キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸1100万円。

    ニュース設定