警視庁本部=東京都千代田区 生成AI(人工知能)で作成されたわいせつな画像を海外サイトから入手し、ポスターにして販売したなどとして、警視庁保安課は29日、わいせつ図画頒布や賭博などの容疑で、大学1年生の男(19)=神奈川県藤沢市=を書類送検した。「賭博の賭け金にするために売った」と容疑を認めているという。
送検容疑は昨年10月、生成AIで作成された女性のわいせつ画像をポスターにしてネットオークションで販売した上、今年4〜7月にオンラインカジノで賭博をしたなどの疑い。
同課によると、男はわいせつ画像を海外のサイトから入手。昨年8〜10月ごろ「AI美女」などとうたって約300点を出品していた。1点300〜2000円で販売し、約28万円を得ていたという。
売上金は海外のカジノサイトに入金していたとみられ、昨年2月〜今年7月に約60万円を賭け、約20万円の損失を出していた。