
生成AIで作られた女性のわいせつな画像のポスターをネットオークションサイトで販売し、その売上金を元手にオンラインカジノで賭博をしたとして、警視庁は19歳の男子大学生を書類送検しました。
わいせつ図画頒布や単純賭博の疑いなどで書類送検されたのは、神奈川県藤沢市の大学1年生の男性(19)です。
男性は去年10月、生成AIで作られた実在しない女性の下半身が露骨に描かれた画像のポスターをネットオークションサイトに出品し、2回にわたり販売した疑いがもたれています。
また、今年4月と7月に海外のオンラインカジノサイトに自分のスマートフォンで日本国内からアクセスし、賭博をした疑いももたれています。
警視庁によりますと、男性は海外の生成AIサイトからわいせつな女性の画像を無料でダウンロードしてポスターを作成し、去年8月からの2か月間にわたり、「AI美女」などとうたって、およそ300点のポスターを出品。1枚300円から2000円で販売し、28万円ほどを売り上げていたということです。
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また、男性はその売上金を元手に海外のオンラインカジノで63万円ほどを賭け、収支はおよそマイナス20万円だったとみられています。
任意の調べに対し、男性は「賭博の賭け金にするためにポスターを販売した」などと容疑を認めているということです。