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<巨人−中日>◇30日◇東京ドーム
日米通算200勝に王手をかけている巨人田中将大投手(36)が5回まで4安打2失点の好投で、勝利投手の権利を得た。3回2死一塁から細川に20号2ランを浴びたが、中日打線を相手に粘りの投球を続けた。このまま白星を挙げれば、日米通算200勝の大記録達成となる。
打線も、田中将を援護した。初回1死一、三塁から岡本和真内野手(29)の右ゴロの間に三塁走者が生還。なおも2死一、三塁から中山礼都内野手(23)の適時打で2点を追加し、初回に一挙3得点を挙げた。
大記録まで“あとひとつ”としてから3試合足踏みが続いていた。「投げる試合に勝つために、自分のやるべきことをやる。そしたら、結果が後からついてくる」と意気込み、本拠地のマウンドに上がっていた。
◆今季ここまでの田中将の1軍登板
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4月3日、中日戦=5回5安打1失点○(198勝目)
4月17日、DeNA戦=2回7安打6失点●
5月1日、広島戦=3回8安打3失点
8月7日、ヤクルト戦=5回2/3 3安打2失点
8月13日、中日戦=5回7安打3失点
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8月21日、ヤクルト戦=5回3安打1失点○(199勝目)
8月28日、広島戦=2回6安打5失点●
9月15日、DeNA戦=6回5安打2失点●
9月21日、中日戦=5回1/3 5安打5失点●
◆200勝メモ 日本で200勝は08年山本昌(中日)まで24人が達成。日米通算で記録した日本人選手は05年野茂(デビルレイズ)16年黒田(広島)24年ダルビッシュ(パドレス)の3人。日米199勝の田中将があと1勝と迫っており、田中将の下には石川(ヤクルト)が188勝、岸(楽天)が169勝、涌井(中日)が166勝と続く。
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