
細かな隙間の掃除は、つい後回しになりがちです。特にキーボードやリモコンなど、ホコリが溜まりやすいのに掃除しにくいものは、気になっても手を出しにくいですよね。そんな悩みを解決してくれたのが、ダイソーの「ジェルクリーナー」です。
110円(税込)ながら、予想以上に便利でずっと愛用しています。今回は実際に使って感じた魅力や意外な使い道、注意点までレビューします。
●柔らかジェルでホコリをキャッチ
ダイソーの「ジェルクリーナー」は、モバイル関連商品の棚に並んでいるお掃除アイテムです。
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ジェルを手に取ると、ぷにっとした感触が特徴的で、これを隙間に押し付けることでホコリや小さなゴミを吸着してくれます。キーボードやリモコンなど凹凸の多いアイテムに特に便利です。
掃除する物のサイズに合わせて小さくちぎって使うことができ、ジッパー付き袋入りで保管もしやすい仕様。見た目はシンプルですが、使い方次第で家のあちこちをきれいにしてくれる頼もしい存在です。
●面倒だったキーボード掃除が一瞬で完了
筆者がこの商品を購入した一番の目的は、パソコンのキーボード掃除のためです。エアダスターやブラシなどいろいろ試したことがありますが、正直面倒で続かないのが悩みでした。
同商品は、上からぎゅっと押して、ゆっくり剥がすだけ。作業はシンプルなのに、細かい隙間まできれいになり驚きました。これまで億劫だったキーボード掃除が一瞬で済むようになり、大満足です。
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●最後まで使い切るためのおすすめ活用法
キーボードで大活躍したジェルクリーナーですが、少し掃除をしたくらいでは、まだまだ汚れを吸着できる状態です。そのためいつも、ついでに他の場所も掃除しています。ボタン周りに積もったホコリや手垢がすっきり取り除けて、見た目も清潔感が戻ります。
最後は掃き出し窓のサッシを掃除するのがおすすめ。屋外に面した部分は土ぼこりがたまりやすく、普段はほうきや掃除機が届かず見て見ぬふりをしていた場所ですが、ジェルを押し付けて剥がすだけで細かい汚れがごっそり取れます。
あるとき、「どうせ捨てる前に最後まで使おう」と思って試した結果、予想外の効果に感動。小さなアイテムひとつで、家中のさまざまな掃除に使える汎用性の高さを実感しました。
●気になるポイント:耐久性と衛生面には注意
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ジェルは使うたびに汚れを吸着していくため、何度も繰り返し使えるわけではありません。汚れが目立ってきたら潔く処分が必要です。また、水洗いして再利用もできないので、消耗品であることを理解しておくべきでしょう。
さらに、長時間放置すると柔らかくなりすぎてキーボードなどの細かな隙間に入り込んでしまうため、扱いには慣れが必要。価格を考えれば大きな欠点ではありませんが、使い方を誤ると「かえって掃除が大変」という事態になりかねないので注意が必要です。