ママスタ私(アイカ、28歳)は第1子を妊娠中で、夫(タイジ、30歳)との2人暮らし。お腹の子は女の子で、名前は「ルナ」と名づけています。先日私が新居の壁紙を選んでいると、「LUNA」という名前の壁紙を見つけました。あまりに嬉しくなった私は近所に住む母(マキエ、50代後半)と妹(ユイ、26歳、独身)に報告しましたが、妹は「下の子にも同じようにできないなら、最初からやらない方がいい」と強い口調で反対したのです。
私は学生時代からの友人ノゾミ(28歳)をカフェに誘いました。ノゾミは昨年第1子の女の子を出産した先輩ママでもあります。

私は2人姉妹の次女であるノゾミから、母や夫とは違う意見......妹側の意見を聞けるかもしれないと思ったのです。

ノゾミは、子どもと同じ名前の壁紙にすることを肯定しつつも、「妹さんの気持ちもわかる」と言います。

昔を思い返すと、姉妹のどちらか一方だけがガマンするような場面はなかったようにも思うのですが……ノゾミの言う通り、妹には妹なりの思いがあったのかもしれません。

「自分で選ぶのが楽しい」という意見にはハッとしました。「自分と同じ名前の壁紙なら子どもは嬉しいはず」というのは、押しつけなのかもしれません。

ノゾミは子どもが生まれた記念に、シンボルツリーを選んだのだそうです。


ノゾミは、自分の経験を交えつつ「同じように育ったでしょとは言わない方がいいと思う」と言いました。
学生時代の友人ノゾミとカフェで会い、壁紙や妹のことを相談しました。
2人姉妹の次女であるノゾミは、姉側から妹に「同じように育った」と言うのは避けた方がいいとアドバイスしてくれました。妹に選択の余地がなかっただけで、私に合わせることが多かったのかもしれないからです。私は再度夫にも相談し、壁紙はやめて子どもが生まれるたびにシンボルツリーを植えることにしました。妹の視点は今後私たち夫婦が子育てをする中で活かされる気がしています。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・海田あと
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