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<巨人4−2中日>◇30日◇東京ドーム
マー君が金字塔を打ち立てた。巨人田中将大投手(36)が30日の中日戦(東京ドーム)に先発して6回4安打2失点で今季3勝目をマーク。4度目の挑戦で史上4人目の日米通算200勝を達成した。
メモリアル勝利を挙げた一戦は、2軍調整中にともに汗を流してきた小林誠司捕手(36)とバッテリーを組んだ。阿部慎之助監督(46)は「うまくピッチャーのいいところ出してくれて、マー君からも小林を指名してきましたので、ほんと勝って最高でしたね」とたたえた。節目の1勝に「時間かかりましたけど、頑張ってくれました」と言い、6回は「まだ投げたいかって聞いたら、『もういいです』って言ったんで代えました」と説明した。
田中将は近年は故障にも苦しみ、21年の日本球界復帰後は5年間で通算23勝。プロ19年目の今季も4月3日の中日戦(バンテリンドーム)で移籍後初登板&初勝利を飾ったが、3カ月以上の2軍暮らしも経験した。苦しみながらチーム142試合目で大偉業を達成した。
試合後は小林、ライデル・マルティネス投手(28)、大勢投手(26)、田中瑛斗投手(26)と肩を組み、マウンドで笑顔で写真に納まった。
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