【中日】井上監督「明日白黒つくのであれば、晋也が取れる方向に」セーブ王争い最終章/一問一答

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2025年09月30日 22:31  日刊スポーツ

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巨人対中日 8回表、戦況を見守る井上監督(撮影・河田真司)

<巨人4−2中日>◇30日◇東京ドーム



中日が巨人先発田中将の日米通算200勝の白星を献上した。6回2失点に抑えられた。先発のカイル・マラー投手(27)が初回に早々と3失点し5回持たず9敗目となった。試合後の井上一樹監督(54)の一問一答は以下の通り。


   ◇   ◇   ◇


−細川が3年連続20本塁打に到達


「まあそうだね。もちろんあいつも(故障で)途中抜けたことがあったにせよ、そこは目標にしていただろうし。こちらが評価する部分と『まだまだ足らんよ』っていう部分と、というところはね。これからも教えていくし『頑張れ』ってケツをたたくしかないかな」


−岡林がキャリアハイの165安打数


「あいつは一つの目標としてそういったものは多くを語るタイプではないけども。俺も今日ちょっと練習の時にグラウンドで話していたから。なかなかそういったところをみんなにべらべらしゃべらないけども、『そこ(最多安打)は目標というか、取っていきたい』っていうのはオレは聞いたから。今日なんか素晴らしいバッティングでしたよね。そこは評価できます」


−11勝13敗となり1試合を残し今季の巨人戦負け越しが決まった


「オレもどうなったかなと思ったんだけど」


−今年の巨人戦の印象は


「巨人だからっていうあれはないよな。あと明日の試合までがシーズンなんだけど、どこが相手でもやっぱり苦しかったなという印象しかなくて。うちが隙を見せてしまうようなことがあれば、たたみかけられるし、たたみかけていこうと思ってもそこでストップ、せき止められるしっていうところはどこの球団もあったかな。ジャイアンツの印象とすれば、東北(遠征)かな。あそこが一番印象深いかな」


−捕手石伊が7回の守りでワンバウンド投球を右手に当て途中交代


「今たぶん病院行ったかな。結構(右手親指付け根が)腫れていたから。それでもあいつ『いきます』って言うたから、『いや、もうやめとけ!』って言ってやめさせたんだけど。ちょっと心配かな。残りがあと50試合ある、30試合あるってところじゃなくて、もちろん折れていないでほしいんだけど。ちょっと心配かなと言うところです」


−明日でセーブ王が決着つく


「みんな言わずとも、だから今日は(マルティネスを)8回2死から投げさせたわけでしょ?そこで9回に点をジャイアンツが取ったとしても、8回の2アウトだから。それは『意識していますよ』っていう証しだろう。だから明日白黒がつくのであれば、もちろんゲームの流れの中で(松山)晋也が取れる方向に。かといって3点未満にとかそういう小細工はできないからね。だから試合の流れに任せます」


−プロ初登板の福田が3者凡退の無失点投球


「若手を使うっていうところの中で、去年オレが2軍を預かっていた時に『来年福田が面白いな』と思っていたんだけど、『なかなかお前名前が挙がってこなかったやろ』という。たった1イニング、時間にすれば5分か6分ぐらいだけども、『この5分、6分を大事にしろ』と。この4万人、5万人の中で投げる気持ちよさ。『ここでやってこそプロ野球選手だっていう気持ちを忘れるな』って。そうしたら『励めるだろ』っていう話をしました」

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