絶好調のエンバペが“圧巻”ハットトリック! レアル、カイラトを5発粉砕でCL連勝を飾る

0

2025年10月01日 04:16  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

3ゴールを挙げたエンバペ(画像は27日のアトレティコ・マドリード戦)[写真]=Getty Images
 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節が9月30日に行われ、カイラト(カザフスタン)とレアル・マドリード(スペイン)が対戦した。

 CL開幕戦でマルセイユ(フランス)を下し、2023−24シーズン以来となる通算16度目の優勝に向け白星スタートを切ったレアル・マドリード。27日に行われたラ・リーガ第7節アトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”に敗れてから中2日、10時間を超える長距離移動を経てカイラトとのアウェイマッチに臨む。

 試合は開始直後にカイラトがチャンスを演出する。ホームチームのキックオフでゲームが始まると、カイラトの複数選手がレアル・マドリード陣内へ一斉にスプリント。最後尾よりフィードが送られ、ペナルティエリア手前での競り合いからゴール前でダスタン・サトパエフがヘディング。開始約10秒でファーストシュートを記録したが、ボールはGKティボー・クルトワにキャッチされた。

 立ち上がりから流れを掴んだカイラトは、スタジアムの大声援を背にレアル・マドリードと一進一退の攻防を披露。前線でのボール奪取から何度かカウンターでゴールへと迫っていく。

 それでも25分、徐々に主導権を握り始めた“白い巨人”がスコアを動かす。アルダ・ギュレルのパスは味方に合わなかったものの、相手のクリアが中途半端な浮き球となってしまう。ボックス手前からエゴール・ソロキンが頭でGKにバックパスを送ったが、読んでいたフランコ・マスタントゥオーノがセカンドボールに反応。GKに倒されて得たPKをキリアン・エンバペが沈め、レアル・マドリードが先制した。

 さらに、52分に再びエンバペがゴールを挙げる。フラン・ガルシアが自陣ボックス内でボールを奪い、バックパスを受けたGKクルトワがダイレクトでフィードを供給。エンバペがスピードを生かしてDFラインの裏に向け出すと、最後はGKとの1対1をチップキックで制して追加点をマークした。

 一方のカイラトも、67分にペナルティエリア内でグロムイコがダニ・セバージョスと接触して転倒。主審は笛を吹き、カイラトにPKが与えられる。しかし、オンフィールド・レビューによって判定は変更となり、カイラトのPKは取り消されてしまう。

 その後、73分にギュレルのフリックをエンバペが叩き込み、豪快なミドルシュートで3点目をゲット。エンバペはレアル・マドリードで通算4度目のハットトリックを達成した。83分には途中出場のエドゥアルド・カマヴィンガがロドリゴのクロスを頭で合わせ、リードを4点に広げる。

 結局、後半アディショナルタイムにもブライム・ディアスがゴールを決め、5−0でレアル・マドリードが勝利。見事にCL連勝を飾った。次節、カイラトは10月21日にホームでパフォス(ギリシャ)と対戦。レアル・マドリードはその翌日にホームでユヴェントス(イタリア)と対戦する。

【スコア】
カイラト 0−5 レアル・マドリード

【得点者】
0−1 25分 キリアン・エンバペ(PK/レアル・マドリード)
0−2 52分 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)
0−3 73分 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)
0−4 83分 エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリード)
0−5 90+3分 ブライム・ディアス(レアル・マドリード)

    ニュース設定