セブン‐イレブン・ジャパンは9月、東京都荒川区の荒川西尾久7丁目店で、店舗業務をサポートするロボットやアバターの試験運用を開始した。実証実験を通して定時業務量の3割削減を目指すとしている。
店舗業務の効率化により、店内で調理する「セブンカフェ ベーカリー」などカウンター商品の拡販や、接客サービスの質向上などを通じて、売上増加につなげる狙いだ。
補充品出しをサポートするロボットは、在庫棚から売場棚への商品の陳列を担当する。段ボールから商品を取り出し、在庫棚へ補充する作業は従業員が行うが、どの商品を在庫棚のどこに置いてもロボットが商品棚に正しく陳列するため、大幅な効率化が期待できるという。
清掃ロボットは、店舗の窓ガラスや店内床を清掃する。手の届きにくい高所の窓ガラスや、清掃頻度の高い床の清掃をサポートする。床の掃除は1日2回以上、1回当たり約15分を目安に行う。
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アバターを活用した接客では、セルフレジ利用時のサポートや店内の防犯強化に加え、9カ国語対応の翻訳機能でインバウンド客へ対応する。1人のオペレーターが最大3台のアバターを同時に運用できる。
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