西武は1日、平井克典投手(33)に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。
19年にはパ・リーグ記録、NPB史上2位となるシーズン81試合登板を果たすなど、主にリリーフとしてプロ9年間で通算350試合に登板した。
スリークオーターから独特な軌道のスライダーを投じ、通算104ホールドをマーク。しかし疲労蓄積による球威減やリリーフ陣の世代交代もあり、今季は1軍登板がなかった。
通告はこの日になったものの、平井は球団とは9月までに面談。NPBでの現役続行を希望しており、9月29日の本拠地最終戦セレモニーでも西武ファンたちにひときわ大きく手を振るシーンがあった。
▼平井のコメント
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今年は本当に苦しい1年でした。悔しい気持ちもありますし、何度も心が折れそうになりましたが、チームの皆さんに支えられて乗り切ることができました。親身になって話を聞いてくれたり、気合を入れてもらうこともあって、家に帰れば家族の顔をみて、まだ頑張らなきゃと自分を奮い立たせてきました。これまでの9年間、いろいろあったなあと感じていますが、2018年、2019年のリーグ連覇が一番印象に残っていますし、貴重な経験をさせてもらいました。
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