西武は1日、水上由伸投手(27)に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。
帝京三(山梨)、四国学院大を経て、20年育成ドラフト5位で入団。21年に支配下登録されると切れ味鋭いシュートを武器にセットアッパーとして立場を確立し、22年には60試合登板で35ホールド。入団2年目ながらパ・リーグの新人王に輝いた。
その後、出身の長野県宮田村が本拠地ベルーナドームで冠試合を開催するほどの飛躍となったが、23年以降は本来の球威が失われ、成績も急失速。今季も9月21日の2軍オイシックス戦では1イニング2奪三振無失点も、ファウルで粘られ27球を要するなど、苦しい投球が続いていた。
▼水上のコメント
今年はファームでの成績は良かったので、なんとか1軍に上がりたいと思っていました。2023年からは思うような球が投げられなくて、試行錯誤をするうちに時間だけが過ぎてしまいました。そんな中でも誰かが見てくれていると自分に言い聞かせてきましたが、出力を上げられなかったところは悔やまれます。ドラフトで指名いただいたことに感謝していますし、ライオンズでタイトルを獲得できたことは幸せです。今後については未定です。
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