【阪神】渡辺諒は現役続行を希望「関西を知らず飛び込んで、温かく迎えてくれた」3年間に感謝

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2025年10月01日 17:17  日刊スポーツ

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戦力外通告を受け心境を語る阪神渡辺諒(撮影・白石智彦)

戦力外通告を受けた阪神渡辺諒内野手(30)が1日、兵庫県西宮市の球団施設で取材に応じた。


関係者へのあいさつを済ませた背番号25は「タイガースで3年間できて、すごく感謝しています。恩返しできなかったけど、本当にいい球団でやらせてもらった。関西を知らないまま飛び込んできて本当に温かく迎えてくれた。ファンの人にも、監督、コーチ、選手の人にも受け入れてもらって、すごく感謝してます」と感謝の意を強調した。


現役続行を強く希望している。「少し覚悟はしていました。現役は続けたいので、何とか(移籍先を)探しながらやっていければ。自分でもまだやれると思っているので、声をかけてもらったところで、しっかりやりたい。(トライアウトを)受けるか受けないか決めていきたい」と話した。


東海大甲府では1年夏から2学年上の中日高橋周平と主軸を組んだ。U18日本代表でも活躍。13年ドラフト1位で日本ハム入団。栗山英樹監督が松井裕樹、柿田裕太、岩貞祐太と3連続で抽選を外し、4度目に入札したのが渡辺だった。


高卒1年目から1軍出場を果たし、6年目の19年には132試合に出場、126安打、11本塁打と活躍した。直球に強いことから「直球破壊王子」の異名もついた。内野守備の安定感に定評があった。


22年10月にトレードで阪神移籍。日本ハムからは渡辺と高浜祐仁内野手、阪神からは江越大賀外野手と斎藤友貴哉投手が移籍する2対2のトレードだった。


阪神では堅守巧打に磨きがかかり、貴重なサブとして活躍の場を得た。23年は優勝に貢献。日本シリーズでは先発出場も果たした。今季は22試合で打率1割5分8厘と目立った活躍ができなかった。


◆渡辺諒(わたなべ・りょう)1995年(平7)4月30日生まれ、茨城県出身。東海大甲府で2年夏に甲子園出場。13年ドラフト1位で日本ハム入団。19年に自己最多の126安打、11本塁打。22年10月に江越大賀らとのトレードで阪神移籍。通算595試合、421安打、32本塁打、167打点、打率2割5分2厘。178センチ、86キロ。右投げ右打ち。

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