【阪神】佐藤蓮が戦力外通告「覚悟していた。まだまだ続けたい」20年黄金ドラフトの3位で入団

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2025年10月01日 17:29  日刊スポーツ

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戦力外通告を受け心境を語る阪神佐藤蓮(撮影・白石智彦)

阪神は1日、佐藤蓮投手(27)と来季の契約を結ばないことを発表した。


「黄金ドラフト」と呼ばれる20年ドラフトの3位で入団した、佐藤輝、村上、中野、石井らと同期の右腕。1軍戦登板は通算1試合のみで、同年の支配下指名選手では初めて戦力外通告を受けた。


23年から育成契約となり昨年7月に支配下復帰。同年9月30日のDeNA戦でプロ初登板し3者凡退に抑えていた。


今季は6月22日に1軍初昇格するも登板機会はなく、翌23日に出場選手登録を抹消。2軍では19試合で防御率6・43だった。7月に「右肘関節鏡下関節鼠摘出術」を受け、6月26日くふうハヤテ戦以来ファーム公式戦での登板はなかった。


「ケガもあって全然投げることできなかったし、前半戦は思ったような成績も出せなかったので覚悟していた部分はあった」。現役続行については「もう肘も治っているので元気ですし、まだまだ続けたい」と話した。


◆佐藤蓮(さとう・れん)1998年(平10)4月11日生まれ、静岡県出身。飛龍高から上武大を経て20年ドラフト3位で阪神に入団。同期は佐藤輝、伊藤将、栄枝、村上、中野、高寺、石井、DeNA岩田将。通算成績は1軍で1試合、防御率0・00。2軍では5年間で112試合を投げて防御率4・61だった。189センチ、105キロ。右投げ右打ち。

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