【フィギュア】坂本花織、鍵山優真、佐藤駿らが今季テーマを発表/11選手のコメント一覧

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2025年10月01日 20:32  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

シーズン開幕記者会見で記念撮影する選手たち。前列左から千葉、樋口、坂本、渡辺、島田。後列左から三浦、佐藤、鍵山、山本、壷井、中田(撮影・滝沢徹郎)

今月17日にフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズが開幕するのを前に、一部の日本代表選手が1日、都内で会見に出席した。今季は来年2月にミラノ・コルティナオリンピック(五輪)を控える勝負のシーズン。男子で22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)、女子で同銅メダルの坂本花織(25=シスメックス)らが「今季のテーマ」を明かした。各選手のテーマとコメントは以下の通り(発表順)。


◆中田璃士「下克上」


「五輪には出られないけど、全日本優勝を目指して頑張ります。去年は2位。表彰台を目指すのではなく優勝を目指したいです」


◆壷井達也「夢」


「五輪はスケートを始めて以来の夢舞台。北京五輪の選考会はジュニアで、4年後は争いに加わりたい強い思いがあった。五輪出場という夢を果たしたい」


◆山本草太「Hallelujah(ハレルヤ)」


「『ハレルヤ』はフリープログラムの曲名で『賛美せよ』『栄光あれ』という意味。五輪を目標に戦えることが楽しい。栄光をつかみ取れるようにしたい。良いことも悪いこともあったが、その全てを表現できたら」


◆三浦佳生「サムライ」


「フリーも『ラストサムライ』で、僕自身のマインドとしても気持ちや気合みたいなところがある。昨季はケガをして思い通りにいかず、余計なことを考えすぎていた。気持ちで滑りにいこうと思う。サムライ魂でかっ飛ばしていきたい」


◆佐藤駿「ポジティブ」


「大事なシーズンだからこそ、気持ちから入らなければ結果に結びつかない。シーズン通してネガティブになることもあるが、練習の成果出せるように踏ん張って頑張りたい」


◆鍵山優真「step by step」


「何事も夢をかなえるために着実に進むのが一番の近道と感じている。今自分が何をすべきか、目の前の課題をクリアしてミラノへの道を切り開いていけたらと思う」


◆島田麻央「ミラクルを起こす!」


「今季フリーはYOSHIKIさんの『ミラクル』。いろんなミラクルを起こしたい。しっかり努力して、どんな状態でも、何があっても、良い演技ができるのがミラクルだと思う」


◆渡辺倫果「潔く!」


「五輪シーズンにかかわらず、必ず後悔ないように臨みたい。やりたいものをやるのは代償もつきもの。潔く覚悟を持ってやりたい」


◆千葉百音「研鑽」


「今まで練習で培ってきたこと、磨いたことを大事に、五輪シーズンも変わらず、さらに磨き上げていけるようにしたい」


◆樋口新葉「全力!」


「4年前の選考もそうだったが、いろんな上手な選手がそろっている中で全てを出し切って試合を終えられると結果がついてくる。(北京五輪後も)試合では全力で全てを出し切ろうとしてきた。今年もそのまま、全力でやれることを全てやりたい」


◆坂本花織「総括」


「今季でラストと決めている。総括は最終形態という感じ。いつも通り、追い込んでしっかり練習を積んで結果を残せば、思い描いている結果にいく。結果を積み重ねられれば、総括につながる」


◆GPシリーズ 95−96年シーズンに「チャンピオンシリーズ」の名で開始し、98−99年シーズンに改称。例年10月から11月にかけて6週連続で6大会が行われ、各選手(組)最大2大会への出場が可能。順位に応じたポイントの合計で、上位6人(組)が、12月のファイナルに出場する。


◆フィギュアスケート男女シングルのミラノ・コルティナ五輪への道 出場枠は各3。全日本選手権(12月18〜21日、東京・代々木第1体育館)の優勝者が最優先で代表入り。2人目は全日本の2、3位、GPファイナル(12月4〜6日、愛知・IGアリーナ)の日本勢上位2人、全日本終了時で国際スケート連盟(ISU)公認のシーズン最高得点上位3人から選出。3人目は、全日本終了時の世界ランキングや日本連盟独自の国際大会ポイントの上位3人などを選考対象に加える。

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