NHK Eテレ「ニャンちゅう」シリーズのキャラクター、ニャンちゅうの声などで知られ、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されて闘病している声優の津久井教生(64)が1日、ブログを更新。ALS罹患(りかん)を公表してから6年がたち、現状を報告した。
津久井は「ALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患している事を公表して6年がたちました」と報告。ALSについて「サラっと言ってしまうと『意識や感覚があるまま、徐々に体が動かなくなり 最後には呼吸困難になって天に召される』という難病です…未だに治療法は確立していません…」と説明し、「なかなか手強くって これだけ医療が進歩していても治療法に関しては良い発表が少なく6年間、それを見てきた感じです…」と振り返った。
続けて「ALS(筋萎縮性側索硬化症)罹患者は自分の思う対症療法でALSと対峙しています 罹患者の数だけ症例があると言われていて実際に調べてみると、その通りなので 数少ない共通点から、自分にむいているだろうと思われる事を対症療法として実践している感じです」と説明。自身も自宅療法の道を選択し、対症療法を受けている。「ただ『意識や感覚あるままに〜』というところは共通で個人差はありますが、病気は進行していくのです…残念ながら、私の進行は止まらないですし なかなかブレーキのかかりが悪いようです…」と自身の状況を記した。
それでも「でも、生きています 妻と周囲の皆さんのおかげで生きています せっかく生きているのだったら、このALS(筋萎縮性側索硬化症)の事を当事者として皆さんに知ってもらいたいと思います できる限り自分発信していくつもりです」とハートや音符の絵文字を添えて前向きにつづり、「これからもよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
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