【DeNA】武田陸玖がプロ初登板初勝利 三浦大輔監督は球団史上3人目の勝率5割以上の監督に

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2025年10月01日 21:45  日刊スポーツ

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DeNA対ヤクルト 6回表開始前、選手交代を告げたDeNA三浦監督(左)(撮影・江口和貴)

<DeNA9−6ヤクルト>◇1日◇横浜



DeNAがヤクルトを逆転し、今季最終戦に勝利した。今季限りで辞任する三浦大輔監督(51)は、公式戦では有終の美を飾った。在任5年間の通算成績を343勝342敗30分けとし、球団史上3人目の勝率5割以上の監督となった。今季は71勝66敗6分けだった。


DeNAは1回、佐野恵太の適時打と筒香嘉智の2ランで3点を先制した。筒香の今季20号は、日米通算250号のメモリアルアーチとなった。2回に先発のバウアーが一挙4失点と崩れて逆転されたが、3回に松尾汐恩の中前適時打で同点に追いついた。5回に林琢真の中犠飛で勝ち越すも、6回表にプロ初登板となった武田陸玖が同点に追い付かれた。


しかし、6回裏に佐野が左翼へ15号勝ち越し3ランを放った。このままリードを守ったため、武田にプロ初登板初勝利が転がり込んだ。DeNAのプロ初登板初勝利は今季の竹田祐以来だが、高卒では18年の京山将弥以来7年ぶりとなった。


DeNAで通算勝率が5割を超えた監督は、球団初年度の1950年の渡辺大陸氏(貯金1=勝率5割4厘)と1998〜2000年の権藤博氏(貯金33=勝率5割4分1厘)以来3人目となった。選手として現役時代もDeNAでプレーした監督では初となる。


最終戦は3万3801人の観客が集まった。DeNAは25年の主催試合での観客動員数が236万411人となり、球団史上最多を更新した。過去最多は24年の235万8312人だった。

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