画像提供:マイナビニュース電通シニアラボは9月24日、「令和シニア・プレシニアの生き方調査」の結果を発表した。調査は2025年5月16日〜5月18日、全国の55〜79歳の男女1800人を対象にインタ-ネットで行われた。
○「孤独を感じることが多い」「今後の人生の生き方に迷い」55〜59歳が最多
「孤独を感じることが多い」割合は、55〜59歳男性で35.6%、55〜59歳女性で37.2%と、いずれも55〜59歳が最も高く、60代(26.5%)とは約10ポイント、70代(19.0%)とは約17ポイントの差がある。
「今後の人生の生き方について迷っている」割合も、55〜59歳が最も高く、55〜59歳男性で53.9%、55〜59歳女性で52.8%。60代(38.4%)とは約15ポイント、70代(23.1%)とは約30ポイントの差があった。
○いまのパートナーと離婚したいか
「財産や子どものことなど一切気にしなくて良いなら、いまのパートナーと離婚したい」と回答した男性は13.9%、女性は18.6%。どの年代においても女性の方が割合が高く、55〜59歳女性は25.2%と最も高い。
「妻/夫/パートナーとの時間を大切にしたい」という男性は76.9%に対し、女性は62.6%。割合が最も高いのは、70代男性(79.8%)で、最も低いのは55〜59歳女性(56.1%)だった。
○人との付き合いついて
「モテたい」と思う男性は53.1%なのに対し、女性は25.9%と男性の半数以下にとどまった。
「一緒に遊んだり、出かけたり、おしゃべりしたりする友人・知人がいる」割合は、男性が47.6%、女性は67.3%だった。
○「今あるものを処分したい、整理したい」約8割
「今あるものを処分したい、整理したい」と回答した割合は、全体で79.8%。女性は60〜64歳女性(93.9%)で片づけたい意欲がピークを迎え、55〜59歳女性(85.0%)と比較すると8.9ポイント増加する。
「今後の人生をもっと良いものに変えたいと思っている」シニアの割合は78.9%で、60代(82.8%)でピークを迎える。「多少高くても自分の気に入ったものを買いたい」という割合は73.2%と、年代とともに増加し、人生をより良くし、そのために消費をしたい意向がうかがえる。
○「新しいことに挑戦してみたい」約5割
「新しいことに挑戦してみたい」と思う割合は、48.5%。女性は、55〜59歳では41.7%と後ろ向きだが、60代では44.2%、70代は51.3%と年代の上昇に伴い増加する。
○人生に点数を付けるとしたら?
自分の人生に点数を付けるとしたら、「80-100点」と回答した割合は、55〜59歳で23.6%、60代で32.8%、70代で39.2%と、年代とともに高くなる。(Yumi's life)