シーロンが26年春夏から受注生産に切り替え　南青山の旗艦店は一般営業終了へ

　「シーロン（SIIILON）」が、2026年春夏コレクションから受注生産体制に移行することを発表した。これに伴い、6月4日にオープンしたブランド初の旗艦店「SIIILON minami aoyama」は10月19日をもって店舗としての営業を終了する。

　今回の方針転換は、デザイナーのOyuiが10年間にわたりブランドを運営する中で、大量生産・大量消費のサイクルに疑問を抱いたことがきっかけだという。今後は基本的に展示会で受注した数量のみを生産する。ブランドは「心から愛していただける服を、一着一着、心を込めて作っていきたい」とコメント。なお、Oyuiが厳選した古着を集めた代官山のショップ「APRIL」は営業を継続する。

◾️SIIILON minami aoyama店舗営業終了日：2025年10月19日（日）所在地：東京都港区南青山3-10-37 南青山ハウス1階営業時間：13:00〜19:00定休日：水曜日