画像提供:マイナビニュースロイヤリティ マーケティングは9月30日、「ファッションに関する調査」の結果を発表した。調査は2025年8月7日〜8月13日、国内在住の15〜59歳1,046名を対象にインターネットで行われた。
○全ての性年代で「ユニクロ」が1位
対象者に、「よく購入するファッションブランド」「好きなファッションブランド」「憧れのファッションブランド」を聴取した。「よく購入するファッションブランド」については、全体で「ユニクロ」が34.6%で1位、「GU」が22.4%で2位となった。また「好きなファッションブランド」は「ユニクロ」が26.6%で1位、「GU」が16.7%で2位となった。
性年代別に見ると、全ての性年代において、「ユニクロ」が「好きなファッションブランド」の1位となった。「ユニクロ」は「よく購入するファッションブランド」でも、女性10代以外の性年代において1位となっており、年齢を問わず日常的な支持を集めていることが分かる。
一方、「憧れのファッションブランド」ではハイブランドの名が並び、現実的な購買ブランドと理想のブランドのギャップがうかがえる結果となった。
○「世代に合ったスタイルがある」と感じる人は約4割
自分の世代に合ったファッションスタイルがあると思うかを尋ねたところ、「あると思う」と答えた人は全体の43.2%だった。「世代による違いは意識していない」が29.0%、「あまり感じない」が27.8%となっており、世代に合ったスタイルを意識していない層の方が多い結果となった。
性年代別で見ると、女性は全ての年代で「あると思う」が4割を超え、男性よりも高い傾向だった。割合が最も高いのは女性10代(54.2%)、次いで女性20代(53.6%)で、それぞれ過半数を占めた。
○「パーソナルカラー診断」や「骨格診断」を参考にするか
近年話題となっている「パーソナルカラー診断」や「骨格診断」について、自身の服選びに活用しているかを尋ねたところ、「両方とも参考にする」が全体の13.5%、「パーソナルカラー診断を参考にする」が7.9%、「骨格診断を参考にする」が5.3%となった。
中でも女性10〜20代の関心が高く、「両方とも参考にする」「パーソナルカラー診断を参考にする」「骨格診断を参考にする」を合わせると、どちらの年代も4割を超えた。女性10代は「骨格診断」(14.5%)、女性20代は「両方とも」(27.3%)が、他の性年代よりも高かった。ファッションを感覚ではなく"論理的に選ぶ"志向がうかがえる。(Yumi's life)