先進7カ国(G7)財務相ら=5月21日、カナダ・アルバータ州バンフ(AFP時事) 【ワシントン時事】先進7カ国(G7)財務相は1日、ロシア制裁に関する共同声明を公表した。声明では「今こそロシアの主要な収入源となっている原油輸出への圧力を最大化する時だ」と強調。中国やインドを念頭に「段階的な停止を目的として、ロシアからの輸入を大幅に削減する具体的な措置を講じる」と表明した。
1日にオンライン会合で協議した。15日にはワシントンでG7財務相会議を開く。
G7財務相は、ウクライナ侵攻の長期化を助長している資金源を断つための「関税や輸出入の禁止を含めた貿易措置の重要性」で一致。原油購入などでロシアを支援する国に対し「貿易措置や他の制限を真剣に検討している」とした。