巨人高橋礼投手(29)が2日、球団から来季の契約を結ばないことを通知された。この日は川崎市・ジャイアンツ球場を訪れ、選手やスタッフらにあいさつした。
高橋は23年11月にアダム・ウォーカー外野手との交換トレードでソフトバンクから入団した。昨季は開幕ローテ入りも1軍では11登板で2勝2敗、防御率3・66。今季は1軍登板がなく「ホークスのときに少し出番が減ってきていて、ジャイアンツでもう1回一番になろうと意気込んでいた。最初スタートは良かったですけど、いろいろ苦労した部分はあります」と話した。
ソフトバンク時代からの同僚・甲斐拓也捕手(32)と談笑する姿もあった。甲斐とはプロ通算43先発のうち、33試合でバッテリーを結成。「自分のピッチングで拓さん(甲斐)に怒られたこともいっぱいあった。1軍で投げてお互いがレベルの高いところで経験したことで、レベルの高いやりとりができたことが拓さんとの思い出」と振り返った。
今後はNPBでの現役続行を目指す。「体は元気。次のチームとか所属先で技術を磨いて、何かしらの結果で恩返しできたらと思います」と意気込んだ。
◆高橋礼(たかはし・れい)1995年(平7)11月2日、千葉県松戸市生まれ。松戸第三中3年時からアンダースロー。専大松戸−専大、17年ドラフト2位でソフトバンク入団。2年目の19年に12勝で新人王。プロ通算118試合に登板し、19勝14敗、防御率3・89。19年プレミア12日本代表。今季推定年俸3700万円。187センチ、87キロ。右投げ右打ち。
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