FC東京でも主力として活躍を続ける長友佑都 [写真]=兼子愼一郎 日本サッカー協会(JFA)は2日、今月10日と14日に行われる『キリンチャレンジカップ2025』に臨む日本代表メンバー27名を発表。同メンバーに選出されたDF長友佑都が、所属クラブのFC東京を通して、コメントを発表した。
現在39歳の長友はFC東京を経て海を渡り、チェゼーナ、インテル、ガラタサライ、マルセイユで活躍。2021年9月、約11年ぶりにFC東京へ帰還すると、以降は同クラブでプレーを続けており、2025明治安田J1リーグではここまで21試合のピッチに立っている。
また、日本代表としても、2008年5月のデビュー以降、長年にわたって活躍。FIFAワールドカップカタール2022では、フィールドプレイヤーとしては史上初となる4大会連続の出場を果たした。以降は日本代表から遠ざかっていたものの、昨年3月に復帰を果たすと、以降はコンスタントに招集を受けており、前人未到のワールドカップ5大会連続のメンバー入りを視野に入れている。
そんな長友は、10月シリーズの日本代表選出を受けて、FC東京を通して次のようにコメントを発表。日本代表選出の喜びと、活動に向けた意気込みを語りつつも、現時点でフォーカスするのは“青赤の勝利”だと断言した。
「今回も選出していただき、SAMURAI BLUEのメンバーとして戦えることを光栄に思います。来年のワールドカップに向け、南米の強豪国と試合ができる貴重な機会になります。そこでしっかりと自分の最高のパフォーマンスを出し切り、多くのことを吸収してきたいです」
「ですが、まずは東京の選手として清水エスパルス戦で、すべてをかけて勝利を掴みとります。今はそこにだけフォーカスして準備をしていきます。清水戦に勝利し、良い流れ、良い勢いを代表につなげていきます。応援よろしくお願いします」
今回、日本代表は10月10日(金)に『パナソニックスタジアム吹田』でパラグアイ代表と、同14日(火)には『東京スタジアム』(※味の素スタジアム)でブラジル代表と対戦する。
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