Vポイントのロゴマーク 三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下の三井住友カードが2026年3月にカルチュア・コンビニエンス・クラブ傘下でVポイント事業を運営するCCCMKホールディングスを買収することが2日、分かった。個人向け総合金融アプリ「Olive(オリーブ)」との連携を生かし、ポイントサービスの拡充でさらなる顧客獲得を狙う。
三井住友カードが出資比率を55%、三井住友FGは25%に引き上げ、計8割の出資で三井住友FG傘下に収める。社名は「Vポイントマーケティング」に変更する。
現在、三井住友カードとCCCMKで二つあるポイントアプリを26年度にも統合し、管理コストを削減する。また、三井住友銀行などの決済・預金データとポイントの利用履歴を活用して新サービスを開発するほか、Vポイントを利用できる加盟店を増やす。