<オリックス5−6西武>◇2日◇京セラドーム大阪
西武のドラフト1位ルーキー、斎藤大翔内野手(18)がプロ5打席目でうれしい初安打をマークした。
この日は「9番遊撃」でプロ2試合目のスタメン出場。2回に4点を先制し、なおも1死走者なしで打席へ。オリックス曽谷の低めスライダーにうまくヘッドを走らせ、中堅左への安打に。一塁上で笑顔を見せると、左翼席の西武ファンからは「おめでとう!」の祝福が響いた。
斎藤は「今年中に何とか出したいと思っていたのでうれしかったです」と笑顔。「曽谷投手のまっすぐがすごく強くて。バットを短く持ってコンパクトにいい感じで当てられたので良かったと思います」と振り返った。記念球は母に贈るという。
守備でも8回1死満塁ののピンチで、正面の痛烈なゴロをしっかり捕球。併殺に貢献し「(二塁の滝沢)夏央さんがカバーしてくれたので」と感謝したが、西口文也監督(53)も「初めて飛んだゴロがああいう緊張する場面だったので、ハラハラドキドキでしたが、しっかりとプレーしてくれた」と評価した。
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金沢高(石川)の好守の遊撃手として評価され、昨秋ドラフトでは再々入札で西武が1位指名。3軍や2軍で実戦経験を積み、9月27日に初めて1軍昇格。同28日のデビュー戦は本塁打性のファウルも放ちながら、4打数3三振に終わっていた。
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