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阪神西純矢投手(24)に打者転向プランが浮上していることが4日、分かった。
19年ドラフト1位で阪神入団。3年目の22年には早くも6勝してエース候補の期待に応えようとしていたが、昨年から調子が上がらず今年2月には右肘手術。2軍でも試合復帰できなかった。関係者によると、球団と話し合いを続け、打者として再起を図る可能性が高まった。
創志学園(岡山)では剛速球に気迫を前面に出す投球スタイルで評価された一方、高校通算25本塁打の強打者としても知られた。
韓国で行われたU18W杯ではDHや外野でも出場。大会最多の2本塁打を放ち、外野守備でも強肩を生かしてバックホームを見せるなど野手としての才覚を示していた。プロでも49打数11安打、1本塁打の成績を残し、打力を生かすため先発時に8番を打つこともあった。
高校時代は佐々木朗希、奥川恭伸、及川雅貴と「高校四天王」「ビッグ4」と呼ばれた本格化右腕。プロ生活6年を終え、大きな節目が訪れた。
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◆西純矢(にし・じゅんや)2001年(平13)9月13日、広島県生まれ。創志学園では2年夏の甲子園大会で1回戦・創成館戦で16奪三振完封。U18日本代表。19年ドラフト1位で阪神に入団。21年5月19日ヤクルト戦でプロ初登板先発勝利。22年5月18日ヤクルト戦でプロ初完投勝利を挙げた際には、プロ初本塁打も放った。今年は春季キャンプ中に離脱し、2月に「右肘関節鏡視下関節鼠摘出術」を受けた。通算は37試合登板で12勝7敗、防御率3・23。184センチ、98キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸は3000万円。
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