毎日王冠2025に出走予定のディマイザキッド(25年6月撮影、ユーザー提供:つんさん) 土曜の東京は芝ダートともに良だった。日曜も引き続き良好なコンディションが期待できる。芝は高速決着。下級条件は前残り傾向だが、上級クラスでは差しも決まる。位置取りに関係なく、速い上がりを使える馬を狙いたい。内枠ベター。ダートは東京らしい差しが決まっている。
同じく京都は芝が稍重→重、ダートが重→不良だった。日曜も道悪濃厚で、天候次第では芝も不良になるかも。トラックバイアスは読みづらいが、ひとまずは逃げ馬に注意。ただ、差し馬がダメというわけではない。ダートは時計が速くなるので、前に行けるに越したことはない。
【注目馬】
東京11R・ディマイザキッド…今回と同舞台だった昨年の共同通信杯では、ジャスティンミラノやジャンタルマンタルを上回る上がり3Fをマークして4着。決め手はこのメンバーでも通用する。多少なりとも展開の助けはほしいが、このオッズなら狙う価値あり。
京都10R・アメリカンステージ…休み明けに加え、国内では初の古馬相手となるが、テンのスピードは一枚上。56kgなら押し切り濃厚だ。
京都11R・ヴェルミセル…ゴールドシップ産駒らしい道悪巧者。日経賞や目黒記念の内容を見る限り、GIIでも大きな力差はない。スタミナ比べになれば上位争いになる。