【フィギュア】関空スケート2位松浪ひかり「納得する演技」4位の一貫田紗生はユーモアたっぷり

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2025年10月04日 19:37  日刊スポーツ

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ジュニア女子フリーで演技する松浪ひかり(撮影・前田充)

<フィギュアスケート:近畿選手権>◇4日◇木下アカデミー京都アイスアリーナ◇ジュニア女子フリー



24年全日本ジュニア選手権16位の松浪ひかり(14=関空スケート)が2位に食い込んだ。


フリートップの108・33点を記録し、合計159・80点。優勝した山田恵(木下アカデミー)には、わずか0・01点及ばず「ちょっと悔しいなと思ったけれど、自分の納得する演技ができたのはうれしいです」と受け止めた。


前半はルッツ−トーループの連続3回転をはじめ、3回転ルッツからの3連続ジャンプなどを着氷。3つのスピンも、全て最高のレベル4をそろえた。進出を決めた西日本選手権(10月31日〜11月3日、滋賀)の先には全日本ジュニア選手権(11月22〜24日、東京辰巳アイスアリーナ)があり「去年よりも表現するところを頑張ってきた。今大会で表彰台に乗れたことが、すごくうれしくて、次の大会に向けて、さらにレベルアップした姿を見せられるように頑張りたいです」と誓った。


4位には合計151・29点で同門の一貫田紗生(いっかんだ・さいき、14)が食い込んだ。フリー「ブラックスワン」の振り付けは宮原知子さんが担当し「『振り付けの時は恥ずかしくてちゃんと踊れていなかったけれど、負けず嫌いな感じもするし、そんな気が弱そうに見えないから、ちゃんとやってほしい』と言われました」とユーモアたっぷりに明かした。


現在は細田采花コーチに指導を受け「ルッツトー(3回転ルッツ−3回転トーループ)が跳べなくなった時も、采花先生が一生懸命教えてくれて、跳べるようになりました」とニッコリ。同コーチが現役時代に跳んでいたトリプルアクセル(3回転半)習得にも励んでおり、リンク内の仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しながら成長を続ける。【松本航】

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