【中日】根尾昂「おいしいところで」2軍日本一の胴上げ投手、プロ8年目来季へ「1軍の舞台で」

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2025年10月04日 19:47  日刊スポーツ

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巨人対中日 ファーム日本一を決め、試合を締めた中日根尾(右)はチェイビスと抱き合う(撮影・岩下翔太)

<ファーム日本選手権:巨人3−16中日>◇4日◇ひなたサンマリンスタジアム宮崎



試合を締める姿がよく似合う。14点リードの9回1死満塁。中日根尾昂投手(25)は、育成森山の後を受けて最終回のマウンドに上がった。最初の打者に押し出し四球を与えるも、後続を抑えて胴上げ投手となり「本当に最後の最後のおいしいところで、もっとスッといけたらよかったですけど。バッター陣も他のピッチャー陣にも感謝ですね」。大阪桐蔭時代にセンバツ史上初めて2年連続胴上げ投手になった男は、歓喜の輪の中でウオーターシャワーを浴びた。


今季は心機一転を図ったシーズンだった。背番号を入団時から背負ってきた「7」から「30」に変更。だが、1軍では4試合の登板で防御率7・94に終わった。巻き返しを期す来季に向け、今秋はナゴヤ球場で体を動かす予定。「フォームのバランスとか基本的なところもそうですし、1軍のバッター抑えるためにちゃんといろいろありますけど、準備したい」と見据えた。


チームはファーム選手権最多得点タイとなる16安打16得点の猛攻で、イースタン王者の巨人を圧倒した。14年ぶり7度目のファーム日本一。良い形で今季を締めくくったが「やっぱり1軍の舞台でやりたいなという気持ちはすごくあります」と根尾。プロ8年目となる来季こそは1軍の舞台で輝く。【水谷京裕】

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