
(左から)林勇太、パーソナリティのヨグマタ相川圭子
相川圭子は、女性で史上初めて「究極のサマディ(悟り)」に達した、現在世界で会える唯一のヒマラヤ大聖者。インドではヨグマタ(ヨガの母)と称されています。仏教やキリスト教の源流である5000年の伝統をもつヒマラヤ秘教の正統な継承者で、2007年にはインド最大のスピリチュアル協会から最高の聖者の称号「マハ・マンダレシュワル」を授かりました。
今回の放送では、季節の話題として「秋のお彼岸」が取り上げられました。幼いころからお線香の香りに親しみを感じていたという声をきっかけに、相川はインドでの供養エピソードを明かします。
相川は、兄弟弟子であるヒマラヤ大聖者・パイロットババジの一周忌に合わせてインドを訪れました。現地では花や果物、水、ロウソクの火などを捧げて供養をおこなうのが習わしです。「インドではいろいろ捧げるので、線香がメインではないんですよ。白檀の強い香りのお線香がよく使われますね」と説明します。
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相川のもとでは、春と秋のお彼岸に「先祖供養の大祭」がおこなわれています。ヒマラヤ聖者が特別なマントラを唱え、純粋な香りや水、米、花びらなどを捧げながら先祖の霊を清める儀式です。「純粋なものを捧げることで、御霊がさらに清まり、家系全体の運がよくなる」と相川は語ります。先祖を敬い、感謝を込めて祈ることは、目に見えない世界と調和しながら日々を生きるための知恵でもあると伝えました。
◆秋は「欲望を落とす季節」
続けて、日本のお彼岸とインドにおける生きている人の浄化を進める時期が話題にのぼりました。日本では仏壇にお線香を供え、手を合わせる光景が一般的ですが、相川が語るインドでのこの時期は生きている人の浄化を進める時期でもあります。
パイロットババジの一周忌でインドを訪れた際には、大勢の聖者が集まり、果物や水、花びらやコメなどを捧げて祈りのマントラが捧げられました。インドでは亡くなった方の1年間は特に大切にされ、長男が「髪を剃り、白い服を着て1年間喪に服す」という習慣もあります。「日本ほど先祖供養はしないんですけども、亡くなった1年間はすごく重要です。また、毎年亡くなられた日と秋分の日あたりに先祖供養をする習慣があります」と相川。
さらに、この時期はナヴァラトリーというドルガの神を讃える祭りで、10日間の断食と祈りと踊りを捧げます。信者の人は自分で断食の形を決めて清浄を意識し、「果物だけを口にする」「日没後に初めて穀断ちの食事をとる」「場合によっては断食をして水のみにする」といった形で心身を清めます。相川は「秋は日が短くなり欲望を落とす季節」といい、自然の移ろいと人間の心身の浄化を重ね合わせました。
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◆自然の香りで気分をリラックス
ヨグマタのマインドフルネスのエッセンスを伝えるコーナーでは、「瞑想と香り」について相川が語りました。
ヨガや瞑想といえば、お香を焚くイメージを持つ人も少なくありません。相川も「昔はお香を使ったこともある」といいますが、火の扱いが意外と危険だったり、煙で部屋がすすけてしまうことから、現在はあまり取り入れていないそうです。その一方で、花や自然の香りは「天国を想像させ、心も安らぐ」といいます。さらに光や音、マントラといった要素も組み合わせることで、「五感を通じて純粋な世界とつながりやすくなる」と説明しました。
ヒマラヤ聖者は究極の体験で祝福を与える存在、その繋がりで深い瞑想に入れるのです。瞑想は秘法のマントラや呼吸法で深くアクセスして静寂を作り出し自分の内側と深く向き合う行為だと相川は語ります。また、宇宙は「5つの元素」で成り立っており、それらを意識することで源へと近づくことができるといいます。その源には「愛や光、そして平和がある」と語り、瞑想を通じて純粋な波動に導かれていくことができると説明しました。
番組では他にも、相川のCD付き著書「ヒマラヤ聖者の知恵があふれる瞑想法」(主婦の友社)を紹介する場面もありました。
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番組名:目覚めの時間〜ヨグマタ相川圭子のアセンションプリーズ
放送日時:毎週土曜日 5:30-5:55
パーソナリティ:相川圭子、林 勇太(アシスタント)
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